こんにちは。
かなです。
タロ プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア 2014、開けてみました!
先日はこちらを開けてみました。
タロ プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア 2014。ワイナリーはカンティーネ・サン・マルツァーノ。プリミティーヴォという土着品種100%で作られています。
サン・マルツァーノは、イタリア プーリア州の南側に位置しています。
イタリアをブーツに例えるなら、かかと部分、といえばお分かりでしょう。
石灰質の豊富な土壌だそうで、温暖な気候ながら朝夕には潮風で畑が冷やされるため、
果実味に溢れながらもきちんと酸味のあるワインを作ることができる土地柄です。
この地域では、なんといっても土着品種のプリミティーヴォ種が有名。
プリミティーヴォは何度か戴いたことがありますが、
まず外すことはないという印象です。
さて、この「タロ」。2013年がガンベロロッソ2016で最高賞トレビッキエリを受賞し、
ヴェロネッリ90点、ルカマローニ91点をたたき出し、これは1000円台の価格帯では素晴らしい快挙のようです。
期待できそうですね^^
タロ プリミティーヴォって、どう?!
味わいの個人的な感想です。
まず感じるのが、ブラックベリーやチェリー、プルーンといった黒系果実の香り。
ほんのりカカオやバニラのニュアンスがあります。
口に含むと、その黒系果実そのもののような果実感。
丸みを帯びたなめらかな口当たりで、タンニンはあまり強く感じない。
余韻はさほど長くなく、後味に甘みを感じます。
これ、マロラクティック??
と、思ったらやはりそう。
主発酵後、マロラクティック発酵熟成、とあります。
マロラクティック発酵とは、リンゴ酸を乳酸菌の働きにより乳酸に変化をさせる発酵のこと。
リンゴ酸は酸味が強いことが特徴で、乳酸はまろやかな酸味が特徴。
マロラクティック発酵することで、新酒の段階で綺麗なバランスの、とがった印象のない香り高くなめらかなワインになります。
ただし、何もかも良いことばかりではなくて、
人為的に発酵を進めているものだから、早期に素晴らしいバランスを持つ代わりに
早期に消失する、きちんと熟成するものかどうかわからない、
といった点で、その是非が問われている発酵方法です。
おわりに
とはいえ、開けてすぐ美味しいのは嬉しいところ。1000円台の価格帯としては
申し分ない味わいのタロ。
オススメの1本です。
それではまた。
かなでした。
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